2023年08月07日

備忘録 フィリピン〇通引越課編ー4

ここからは課長をY課長とします。


ここまで備忘録とした中で課長としてきたY課長は

2007年の11月からフィリピン日〇引越課の課長として

2022年8月の定年退職後も2023年の半ばまで

フィリピン〇通引越課に関わっている。


この二三年、これまで〇通の顧客であった企業様から

問い合わせをいただく事が増えた。

輸入別送品の費用が高過ぎるのではという事だ。

実際に顧客企業様が独自に調査をして、

これでは日〇は使えないと判断した企業様もある。


本来なら運賃保険料込みに価値を加えた金額の何%となるはずの関税だが

インボイス上の価値ではなく、フィリピンの税関独自の価値の設定が有る為、

それが非公開な以上は算出をする事は難しい。

税関の判断というものが含まれるとしたら尚更である。


しかし、私が疑問に感じたのは、あまりにも高額である事だ。

いくら何でも提示した価値が仮に300ドルとして、

その倍や三倍もの課税というのが有るのか?

単なる水増し請求ではないのか?

残念ながら、私は現場を担当、Y課長が請求関係を全て担当とした為、

費用請求には一切、関わってはこなかった。

この為、実際にブローカーからどの様に金額が提示され、

Y課長がどの様にお客様へ請求をしていたのかを知らなかった。

この為、申し訳ございませんが、請求に関する問い合わせは

直接に〇通にしていただくしかない。

この際の回答にブローカーに責任を押し付ける事は出来ない。

過去の実例から予想も出来たろうし、

実際にブローカーから挙がってくる金額を見続けていれば

判断も出来たはずである。


税関とブローカーを含め、通関費用への疑問はY課長は説明が可能であり、

退職時には引継ぎ書の作成、提示を求める〇通は、

当然ながら引き継いだスタッフ、上司は説明が可能でなければおかしいのである。


企業としては、担当者が辞めましたのでとか、

担当者が変わりましたのでという言い訳は出来ない。

〇通のシステムでは顧客の個々の案件はデータ化され、

紙と電子化と二つの形でデータが保存されている、

また、各案件は個々の顧客毎に名寄せされ、

通関書類など一式も紙製のファイルに保管されている。

問い合わせが有れば一日二日で書類、データは探す事が可能である。

お客様かの問い合わせが有れば、言い訳は出来ない。

言い訳は偽装に繋がるので、担当者が変わったなどの場合は

尚更、真摯に回答をするべきであろう。


〇通の上司はY課長が行って来た事を実は把握しているのだ。

それはあまりにも多くの非常識なY課長の不適切な言動であり、

これは引越課スタッフは勿論、顧客、僚店からも疑問視されて来た。

コンプライアンス、企業内倫理からも大きな問題として

フィリピンに限らず〇通内では広く知られている。

posted by 井藤 下流 at 00:53| Comment(0) | 日記

2023年08月06日

備忘録 フィリピン〇通引越課編ー3

さて、やっとの思いでD社を排除をしたが、

実は問題は残っていたのだ。

引越課スタッフのAも自主的に辞めてはもらったのだが

日々の輸入案件の通関業務の為には新たな通関業者が必要である。

新たな通関業者をなんとか選定したものの、

引越課のスタッフは、これまでのD社の通関方法を踏襲してしまったのだ。


2015年前後と思うが、さすがにフィリピンも近代化して、

政府関係者の不正なども問題として取り上げられる様になった。

当然、不正の温床と言われた税関もメディアで取り上げられるなど

社会的に不正行為を起こさない様に電子化を進める様になったのだ。


しかし、フィリピン〇通引越課の課長は

悪しき慣習を改め様とはしなかった。

別送品の案件は電子化が進まなかった事を利用し、

航空便の通関を担当する事になった新たなブローカーにもこれまでのやり方を認めた訳である。

それは「フィリピンでは袖の下での通関が通常で、正規関税よりも安価に済む。」

この様な説明を顧客に対して継続をした訳である。

つまり、航空便の通関において、税関からの領収書は有りません。

関税相当(袖の下)を含めた当地の諸費用として

〇通の領収書は発行されますと繰り返した訳である。


この説明を受けて課長の部下である私はその事を信じて共有をした。

新たなブローカーも新たな引越課の輸入担当者の話も信じてしまった訳である。

これは一生の不覚であった。


袖の下だから領収書は当然に存在しない。

実際に幾らを税関に渡したのかも分からない。

新しいブローカーに対して根拠の無い信頼感を持ってしまい、

結局はブローカーの言いなりである事に意識が向かなかったのである。







posted by 井藤 下流 at 23:10| Comment(0) | 日記